ヘルマン・プライがフィガロを歌う！
アバド指揮の名演を完全映画化

クラウディオ・アバド指揮、ジャン＝ピエール・ポネル演出で大評判となった名舞台をポネル自らが監督して映画化！
主演はフィガロが当たり役のヘルマン・プライ。相手役はロッシーニのブッファ・ロールを得意としたテレサ・ベルガンサ（ロジーナ）、ルイジ・アルヴァ（アッルマヴィーヴァ伯爵）。さらにエンツォ・ダーラ、パオロ・モンタルソロら実力者がコミカルな役で脇を固めます。
オペラを知り尽くした名匠と、スター歌手の競演によるオペラ映画の金字塔

フィガロ：ヘルマン・プライ
ロジーナ：テレサ・ベルガンサ
アルマヴィーヴァ伯爵：ルイジ・アルヴァ
バルトロ：エンツォ・ダーラ
バジーリオ：パオロ・モンタルソロ
ほか

作曲：ジョアッキーノ・ロッシーニ
監督：ジャン=ピエール・ポネル
指揮：クラウディオ・アバド
演奏：ミラノ・スカラ座管弦楽団
合唱：ミラノ・スカラ座合唱団

1972/ドイツ映画/イタリア語（日本語字幕付き）/2時間21分/カラー/スタンダード/ステレオ/提供：ユニテル/配給：T＆Kテレフィルム

ＳＴＯＲＩＡ
セビリャの街。若きアルマヴィーヴァ伯爵は美しい娘ロジーナに恋をしますが、ロジーナには後見人として老医師バルトロがついていて、箱入り娘のように可愛がっています。それもこれも実は彼女の遺産目当てのことで、老医師はすぐにでも彼女と結婚すると意気揚々。伯爵は何としても彼女をバルトロから引き離そうと、昔なじみのフィガロに相談をもちかけます。
「よし来た！」 理髪屋兼街のなんでも屋、フィガロの冴えわたる閃きが、伯爵とロジーナに次から次へと恋の魔法をかけてゆきます！
『フィガロの結婚』へと続くフィガロ物の第一話で、アルマヴィーヴァ伯爵と後の伯爵夫人（ロジーナ）の恋物語を描いたロマンチックなコメディ！！